脳卒中センター(脳神経外科)Stroke Center

治療法について

24時間365日いつでも的確でスピーディーな診療ができる取組み

休日や時間外に専門医が在院しない場合でも迅速に検査結果を把握し、到着までに的確な治療方法を指示できるようにipad端末を利用した遠隔画像診断システムを導入しています。

患者様の負担をなくし、最適な治療を選択できる取組み

脳血管内手術脳梗塞や血管狭窄には、カテーテルを用いた血管内治療を積極的に取り組んでいます。一般的に手術時間や入院期間が短くなることや、手術後の回復状態がよいことがメリットとして挙げられます。 外科的手術も含め、患者様に最適な治療を選択することができます。

1.脳血管内手術

従来の開頭術と違い血管内に挿入したカテーテルを通して脳疾患をX線透視下に手術する方法です。脳動脈瘤のコイル塞栓術や頸動脈狭窄のステント留置術などがあります。

2.開頭手術

 以前から行われてきた脳外科手術で頭蓋骨を開頭し脳疾患を直視下に手術する方法です。脳動脈瘤の開頭ネッククリッピング術や頸動脈狭窄の内膜剥離術などがあります。

3.t-PAによる血栓溶解療法

 脳梗塞発症後4時間30分内にt-PAという血栓溶解剤を静脈注射することで詰まった血栓を溶かして血流を再開させる治療方法です。

脊髄刺激療法について

 脊髄刺激療法とは、脊髄に微弱な電気を流すことで、痛みをやわらげる治療です。
 海外ではおよそ40年前から行われていて、世界で25万人以上、日本でも5,000人以上の方がこの治療を受けています。

 当院では、この治療法を推奨しております。

「痛み」の感覚を「やわらげる
緩和するもので、全くなくすものではありません。
多くの人が「痛み」の「半減」を実感
副作用もほとんどないと言われています。
トライアルで実感体験が可能
機器埋込み後は自分でコントロール可能
日常生活の動きに影響なし
携帯電話の使用や入浴も可能です。
(電磁調理器、IH炊飯器など使用時に違和感がある際は電源をOFFにしてください。また、病院などでMRIなどの検査を受ける際は、主治医にご相談をお願いします。)
埋め込み部分は目立たないよう配慮
おなかや鎖骨の下など、目立たない場所へ埋め込みます。
心臓のペースメーカーを入れるような感覚です。
バッテリーは2~5年もち、電池交換のため手術を行います。
治療費は医療保険が適用
高額療養費制度を利用すれば、自己負担限度額までの費用負担となります。

効果の期待できる症状

神経の障害による痛み 血行障害などによる痛み

  • 腰椎の手術後の痛み
  • CRPS〔複合性局所疼痛症候群〕(反射性交換神経性ジストロフィーなど)
  • 帯状疱疹後の神経痛
  • 末梢血管障害による痛み(ASO〔閉塞性動脈硬化症〕、バージャー病、レイノー病など)
  • 間欠性跛行(かんけつせいはこう:歩くと足が痛み、休むと痛みがなくなることが繰り返される歩行障害)

あまり期待できない症状

リウマチによる関節痛 がん末期の痛み 心因性の痛み

効果には個人差があるため、通常、効果を判定するための試験刺激(トライアル)を行います。

1.目標設定

日常生活の改善を目指し、具体的な目標を設定します。
(例)孫を抱っこしたい
   家族で旅行に行きたい
   ぐっすりと眠れるようになりたい

   

2.トライアル(リード挿入)

   

効果を判定するため、試験的にリードを挿入。
局部麻酔を行い、術中に医師と話しながら調整確認ができます。

   

3.試験刺激期間

   

一週間程度を目安に効果をみます。
実施するかは、この試験後にご自身で選択できます。

4.刺激装置の本埋め込み

7〜8割の方が、痛みの「半減」を実感されます。
実際に刺激装置を体内に埋め込みます。

5.退院後のケア

装置が安定するまで、6〜8週間は、医師の指示に従います。
退院後は、ご自身でプログラマを遣いコントロールします。

   

バクロフェン髄腔内投与治療のご案内

ITB療法を開始しました。

 当院では、脳卒中、脳脊髄外傷、神経変性疾患(痙性対麻痺〈HPS〉、多発性硬化症、HAMなど)、先天性・後天性脳性麻痺などによる痙縮(けいしゅく)に対し、バクロフェン髄腔内投与治療(ITB療法)を行っています。
 この治療法はバクロフェンを脊髄髄液腔内に持続的に注入し、患者さんの痙縮を緩和し、日常生活の改善を得ることを目標としています。
 治療については保険適用であり、障害の認定を受けている(手帳を持っている)場合は通常の医療費と同様の支援があります。
 また、この治療はリハビリが重要であり、他院との連携によって術後のリハビリも受けられるよう支援しています。

治療を始める前に知ってもらいたいこと

治療を始める前に知ってもらいたいこと ( 2013-09-04 ・ 4226KB )

バクロフェン髄注療法(ITB療法)を受けられる方へ

バクロフェン髄注療法を受けられる方へ ( 2013-09-04 ・ 2648KB )

お問い合わせ

大分三愛メディカルセンター 脳神経外科外来(担当医師:刈茅 崇)
電話:097-541-1311
詳細については、お気軽にお問い合わせください