地域包括ケア病棟について
当院では、平成27年10月より、『地域包括ケア病棟』の運用を開始しております(44床)。患者様の在宅へのスムーズな復帰を目指し、医師や看護師、リハビリスタッフ、 医療ソーシャルワーカーが在宅復帰に向けて治療・支援を行います。
地域包括ケア病棟とは
急性期治療後、病状が安定した方に対して退院支援を行い、在宅や介護施設への在宅復帰支援を担う病棟です。
現在の医療制度では、一般病床で病状が回復すると、早期にご退院いただく必要があります。
しかしこの病棟では、ご自宅や施設等での療養に不安があったり、もう少しの入院治療で改善が見込まれる患者さまのために、安心して退院していただけるよう支援していきます。医師や看護師、リハビリスタッフ、医療ソーシャルワーカーなどが患者さまやご家族と協働して、在宅復帰に向けた治療・支援を行います。
対象となる方は?
- 急性期治療終了後の経過観察が必要な方
- はじめて介護保険を申請したり、
在宅改修などで自宅への療養準備等、
在宅復帰への環境整備が一定期間必要な方 - 有料老人ホームや介護老人福祉施設などへの入所の方向性の方
- 一定期間継続したリハビリが必要な方
入院日数・入院費は?
- 入院日数は最長「60日間」
- 入院期間は医師の判断により決定
- 入院費は定額でリハビリテーション・投薬・注射・検査・簡単な処置など診療にかかる費用は含まれ、 1日1回として計算(一部、別途計算されます)
※なお、前期・後期高齢者医療の方、限度額認定証を提示された方の月の医療費の負担限度額は、一般病棟の場合とほぼ変わりありません。
地域包括ケア病棟
イメージ
- 急性期診療後
(骨折・手術・肺炎等の治療) - 大分三愛メディカルセンター
地域包括ケア病棟 - 退院
ご自宅・介護福祉施設等
お問い合わせ
大分三愛メディカルセンター 地域連携センター
電話:097-542-7404(事務所:1階総合案内横)