薬剤部Pharmaceutical Department

薬剤部理念

患者さまの立場に立った、安全且つ有効な薬物療法を積極的に支援し推進する。

人員構成

薬剤部長 山田 雅也

大分県病院薬剤師会 副会長
大分県薬剤師会 理事
大分県体育協会 スポーツ医科学委員会 委員
大分県脳卒中医療連携協議会 委員

・薬剤師 11名(男性 5名・女性 6名) 助手 2名

認定資格 取得者数

日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師 4名
日本静脈経腸栄養学会 栄養サポートチーム専門療法士 5名
日本薬剤師研修センター 実務実習指導薬剤師 3名
日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師 3名
日本生理学会 生理学エデュケーター 1名
日本アンチ・ドーピング機構 公認スポーツファーマシスト 1名
大分県糖尿病療養指導士会 大分県糖尿病療法指導士 2名
日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師 1名

主な業務内容

内服薬調剤

内服薬・外用薬

 患者さまが使用するお薬を、医師の処方せんに基づいて調剤しています。
調剤とはただ単に、薬を取って袋に入れたり、混ぜ合わせたりするだけでなく、『薬の量が間違っていないか』、『飲みあわせは悪くないか』、など、処方内容をチェックしています。
疑問があれば医師に確認をとってから調剤しています。医師からの処方箋を基本として、飲み薬・外用剤を薬袋に入れ、患者さまにお渡しします。
平成20年から、オーダリングシステムと全自動分包機や散剤監査システム、薬袋発行機などの薬剤業務支援システ ムを連動させ、より効率良く業務を行うことができるようになりました。内服薬は一包化を基本とし、患者様にあわせてヒート調剤や簡易懸濁法用の分包をしています。注射指示箋はオーダリングシステムからの発行ですが、内服との相互作用は薬剤業務支援システムで監査しています。注射薬は各病棟の注射カートに患 者様ごとにセットし、病棟に払い出しています。

入院病棟活動(薬剤管理指導)

 当院でお渡しする飲み薬、注射剤、外用剤(坐薬や貼り薬等)はもちろんのこと、他院で処方されたお薬、さらには食事や退院後のライフスタイルも考え、お薬の飲み合わせや飲みやすさ、飲む時間を的確に判断し、同時にお薬による副作用やその対策についても情報提供しています。
また、チーム医療を担う一員として、医師や看護師、コメディカル等のスタッフとともに治療計画に参画しています。

薬剤無菌調製

 当院では、この無菌室において主に中心静脈栄養・抗がん剤点滴の調製をしています。また、使用される抗がん剤の量・治療日程の間隔・点滴速度等のチェックを行ない安全で適切な抗がん剤治療に貢献しています。

院内製剤

 病院の中で独自に調製され、その病院だけで使用することができるお薬を院内製剤といいます。主に製薬会社から市販されていないお薬を調製しており、患者さまや病気に合わせて調製されたお薬等が含まれています。
このように新しいお薬を調製することも薬剤師の仕事のひとつです。

医薬品情報提供業務

 病院の中で独自に調製され、その病院だけで使用することができるお薬を院内製剤といいます。主に製薬会社から市販されていないお薬を調製しており、患者さまや病気に合わせて調製されたお薬等が含まれています。
このように新しいお薬を調製することも薬剤師の仕事のひとつです。

薬剤部内の病棟カンファ

 お昼に各病棟担当が相談症例を持ちよりカンファレンスを行っています。個々の症例の薬物療法の向上と病態を把握した薬学的介入へ寄与しています。

チーム医療の参入

 薬剤師もチーム医療の一員としてリスクマネージメント、病院感染対策、褥瘡回診、糖尿病教室、栄養サポートチーム(NST)、さらに病棟においてのカンファレンスに参加するなど、活動に関わっています。

地域住民とのふれあい

 当院は、近くの商業施設の広場を借りて年1回「春の健康まつり」を開催しています。
その中で、薬剤部は小学校生までを対象として、実際の分包機と薬に見たてたお菓子を使って「ちびっこ薬剤師体験」を行っています。
毎回、好評で参加された方には、とても喜ばれています。

当院で働く薬剤師の声

 私は大学院を修了後、当院に就職し今年で3年目となります。
大きな病院と比較すると学べる診療科は限定されていますが、1年目の早い時期から病棟に上がれるため実際に患者さんと接する機会を多く持てることや、医師・看護師を始めとする他職種スタッフとの距離も近く連携を取りやすいなど、中小病院ならではのメリットもあります。
薬剤部の他のスタッフも皆さん優しく、分からないことや不安なことはいつも助けて貰っています。
まだまだ未熟名点が目立ちますが、頼りになる先輩方を目標にして頑張っていきたいと思います。

 2022年現在、私は当院に就職して今年で3年目になります。出身は県外ですが、当院が病棟業務に特に力を入れていることから、より多くの臨床経験を積むことが出来ると思い入職しました。実際に1年目から調剤業務、抗がん剤調製、病棟業務等、幅広い業務に携わらせてもらい、充実した時間を過ごしています。また、抗菌薬やNSTなどの認定薬剤師も在籍しており、興味のある分野を積極的に学ぶことのできる環境も整っています。

学会発表等

令和5年

第8回広島県医薬品安全性研修会
演題:薬学臨床推論を医薬品安全使用へ活かす~心電図解析編~

熊本県病院薬剤師会栄養療法研究会第2回定期研修会
演題:循環器領域での水、電解質管理のフォローアップをモダリティ活用法を中心に改めて考える!

薬剤師がん治療skill upセミナー(大阪府)
演題:薬剤師のためのモダリティの薬物治療への活かし方・考え方~抗癌剤適正使用(基礎編)~

2022年度東京薬科大学教育改革推進事業「高度な臨床能力を獲得するシミュレーション教育開発事業」
演題:シミュレーション教育を担う教員に対するFaculty Development(FD)研修会(2)

2023年度第3回明治薬科大学病院薬学コース特別講演
演題:薬剤師のためのモダリティ(胸部X線、CT、心エコー、心電図)の活かし方、考え方

第一三共WEB講演 循環器病棟に配属になる 薬剤師のための基礎講座
演題:臨床推論・循環動態編

第66回日本糖尿病学会年次学術集会
演題:高血糖で来院し、寛解を目指すまでに至った肥満糖尿病の2例

兵庫県病院薬剤部長会議教育研修
演題:薬剤師のためのモダリティ(胸部X線、CT、心エコー、心電図)の活かし方、考え方
~主に循環器領域での薬物治療フォローアップを中心に~

第 2 回富山県病薬研修委員会研修会
演題:明日からできる!高 Ca 血症に関連する薬物療法の評価ポイント
~一般病棟での実践方法~

トーアエイヨーWEB講演:cardiology pharmacist conference
演題:急性増悪時のアセスメントは「病態生理」と「増悪因子」を~薬剤師の視点での心不全評価~
京都府薬剤師会 丹後地区 第3回学術講演会 特別講演
「循環器領域においてモダリティを活用した病態把握を薬物治療フォローアップに活かす!」

第93回日本感染症学会西日本地方会学術大会
第71回日本化学療法学会西日本支部総会
シンポジウム:薬剤師としての抗菌化学療法以外の感染症患者への関わり方
演題:感染症における薬剤師によるモダリティの利活用

第33回医療薬学会年会
演題:COVID-19の重症化に伴う急激な血糖変動に対する薬物治療マネジメントにFGM(Flash Glucose Monitoring)が有用であった2例
演題:肥満糖尿病の治療で内服中止を目指すほどの寛解に至った2例

令和4年

第一三共TV 循環器病棟に配属になる薬剤師のための基礎講座
 演題:モダリティ(胸部X線、心エコー、心電図) を使った薬物治療評価

第一三共TV 循環器病棟に配属になる薬剤師のための基礎講座
 演題:臨床推論から処方提案へ「講演3」

第65回日本糖尿病学会年次学術集会
 演題:COVID-19重症化による急激な血糖変動に対してFGM(Flash Glucose Monitoring)を活用した血糖管理が有用であった3例

第32回医療薬学会年会
 シンポジウム76 副作用の実践的な見極めに必要なスキルとは? ~薬学的視点+病態生理の重要性~
 演題:副作用の実践的な見極め ~薬剤性QT延長症候群を考える~

第32回医療薬学会年会
 ワークショップ  演題:循環器領域における薬物治療理解とシミュレーション教育

統計学を学ぶFor Pharmacist
 演題:薬剤師の臨床業務におけるアウトカム評価を考える,臨床研究を学ぶ

Drug Information Up To Date(愛知県)
 演題:モダリティ(胸部X 線、心エコー、心電図)を使った薬物治療評価

第60回 中国四国地区国立病院薬学研究会
 演題:薬剤師のためのモダリティ(X線、CT、心電図、エコー)の薬物治療への活かし方・考え方

第3回富山県病薬研修委員会研修会
 演題:薬物療法評価に活用できる薬剤師による電解質異常の見方~低 K 血症編~「低 K 血症と心電図」「薬剤性低 K 血症:当院の事例」

埼玉県病院薬剤師会 第70回 感染制御研修会
 演題:薬剤師のためのモダリティ(X線、CT、心電図、エコー)の薬物治療への活かし方・考え方~感染症領域 基礎編~

第4回富山県病薬研修委員会研修会
 演題:甲状腺機能亢進症・低下症の治療薬の評価・介入ポイント

令和3年

第59回日本糖尿病学会九州地方会
 演題名:当院のCOVID-19入院症例における重症化因子としての糖尿病の意義
 演題名:新規 GLP-1 受容体作動薬セマグルチドの実臨床での肥満糖尿病に対する有用性

東京都病院薬剤師会 臨床薬学研究会
 演題:薬物治療において、モダリティ(X 線、CT、心電図、心エコー)をどのように活用するか?
 ~循環器領域における具体例を中心に~

第15回日本腎臓病薬物療法学会学術集会・総会
 シンポジウム13「勉強しよう 症例報告の楽しさ・大変さ」
 演題:医学系学会への症例報告のチャレンジで深まる考察

第12回日本臨床栄養代謝学会 九州支部学術大会
 演題:NSTによる全診療科を対象としたブリストルスケール導入の取り組み

第3回富山県病薬研修委員会研修会
 演題:薬物療法評価に活用できる薬剤師による心電図の見方「徐脈編」「頻脈、QT延長編」

YACREN研究会 / 石川県薬剤師会
 第5回YACRENセミナー ~心電図攻略セミナー~
 演題:やり方がわかれば絶対活用できる!今こそ活用しよう!シシリアンガンビット分類!

第31回日本医療薬学会
 シンポジウム65「脳卒中・循環器循環器病対策基本法の施行を受けて ~患者を診る薬剤師育成の進め方~」
 演題:循環器領域において、患者をみる薬剤師を育成するためには何が必要か?

福岡地区勤務薬剤師会
 第6回 輸液・栄養セミナー
 演題:「水・電解質管理を中心とした、薬剤師の輸液療法への介入を改めて考える
 ~生理機能を意識した処方提案を目指すために~」

ファーマシューティカルフィジカルアセスメント研究会、全国済生会病院薬剤師会
 第10回ファーマシューティカルフィジカルアセスメント研修会2021
 演題:「循環器領域における薬物治療理解とシミュレーション教育」

第2回富山県病薬研修委員会研修会
 演題:水、電解質管理を循環器領域を中心に改めて考える!

第89回北九州栄養薬物研究会
 演題:水・電解質から薬剤師の 輸液療法管理を改めて考えてみる

第14回日本在宅薬学会学術大会
 教育講演2
 演題:薬剤師のためのモダリティ(心電図、エコー、X線、CT)の活かし方、考え方
 ~在宅医療における活用の可能性について考える~

第64回日本糖尿病学会年次学術集会
 演題:糖尿病ケトアシドーシス(DKA)で膵外分泌酵素上昇を認めた急性発症1型糖尿病の1例
 演題:過剰な血糖コントロールが誘因と思われる糖尿病性末梢神経障害の1例

令和2年

第11回 同志社女子大学薬学部 卒後教育講演会
 やり方が分かれば絶対に活用できる!
 今こそ活用しよう!心電図とシシリアンガンビット分類!

第20回 日本病院総合診療医学会 学術集会
 演題:サイアザイド系利尿薬投与時に低ナトリウム血症が原因と考えられる意識障害をきたした高齢患者の1例

Oncology Forum Hiroshima 広島
 特別講演:薬剤師のためのモダリティ(X線、CT、心電図、エコー)の薬物治療への活かし方・考え方
 ~がん化学療法を中心に考える~

日本病院薬剤師会 関東ブロック大会
 Lecture for Expert Pharmacist 3(教育講演):
 薬剤師のためのモダリティ(X線、CT、心電図、エコー)の薬物治療への活かし方・考え方

Onco-Cardiology 金沢
 特別講演:薬剤師のためのモダリティX線、CT、心電図、エコー)のみかた・考え方

第30回 医療薬学会年会
 (株)レールダルメディカルジャパン
 オンラインセミナー:臨床で役に立つ薬剤師を育てる
 演題:循環器領域における薬物治療理解とシミュレーション教育~不整脈領域を中心に~

第58回日本糖尿病学会 九州地方会
 演題:SGLT2阻害薬服用中の認知症高齢者に生じた高浸透圧高血糖症候群の一例
 演題:院内における糖尿病管理支援チームの活動に対する非専門医の受入れ
 演題:血糖コントロール不良の高齢高血糖糖尿病患者に対する入院から外来へのリブレ使用

第63回日本糖尿病学会年次学術集会
 演題:SGLT2阻害薬が一過性脳虚血発作の一因として疑われた1例

令和元年

第29回日本医療薬学会年会
 シンポジウム66:水・電解質を中心とした末梢輸液療法を実践するための輸液教育とは?
 「体液調整ホメオスタシス機構から末梢輸液療法教育を考える」
 シンポジウム54:臨床栄養におけるPBPM(プロトコールに基づく薬物治療管理)の実践
 ~薬剤師の積極的治療参加を目指して~
 「電解質管理における診療科横断的介入を目的としたPBPM」
 シンポジウム22:循環器領域の薬剤師に求められる一歩進んだコンピテンシー
 ~薬物療法の評価に必要な検査モダリティ~
 「薬剤師に求められる心電図の評価と不整脈の薬学的マネジメント」

第4回日本薬学教育学会
 シンポジウム5:改訂モデル・コアカリキュラムの幕開け!
 ~高い資質をもった次世代の薬剤師を育成するには!?
 「薬学教育と循環器領域の薬物治療」

熊本 薬剤師循環器サミット
 「Common diseaseとしての循環器疾患における薬物・治療介入へのアプローチ
 ~不整脈領域を中心として~」

一般社団法人 大阪府病院薬剤師会 第10回 OHP実施セミナー
 心電図研修会~薬剤師の薬剤師による薬剤師のための心電図解析~
 「薬剤師としての関わり方 -症例提示による検討-」

第2回日本臨床薬剤師シミュレーション教育研究会(前回)
 「基本的臨床医学知識とシミュレーション教育の関係性~医師語の文法と模擬会話~」

令和元年度(公社)大分県栄養士会 生涯教育研修会
「栄養(食物)と医薬品の影響」

腎臓病セミナーin大分
「ビタミンD製剤服用時における観察項目について ~CKD-MBDとの関連も含めて~」

Oita Pharmacy Director Seminar
「抗凝固薬と薬剤師の関わり」

第62回 日本糖尿病学会年次学術集会
 演題:レボフロキサシン(LVFX)の併用により重症低血糖をきたした高齢者糖尿病の1例

第62回 日本甲状腺学会学術集会
 演題:LT4製剤とポリスチレンスルホン酸カルシウムの併用による粘液水腫性昏睡の1例

第29回 日本医療薬学会年会
 演題:フロセミドによる電解質異常がTorsade de pointes発症に関与した1例

平成30年

第17回日本総合診療医学会 学術集会
 演題:VitD3製剤投与中の高カルシウム血症から原発性副甲状腺機能亢進症の診断に至った高齢者の1例
 肺炎としての治療の経過中、顕微鏡的多発血管炎(MPA)と判明した1例

第22回 日本救急医学会九州地方会
 演題:LT4製剤とポリスチレンスルホン酸カルシウムの併用により、粘液水腫性昏睡をきたした1例

第33回 日本静脈経腸栄養学術集会
 演題:高Cl血症から推測された代謝性アシドーシスを是正し、食事摂取改善に至ったCKD患者の1例

第10回 日本静脈経腸栄養学会近畿支部学術集
 演題:ビタミンD中毒による高カルシウム血症から、食欲不振をきたした3例

第1回 日本臨床薬剤師 シミュレーション教育研究会 ナイトセッション
 演題:薬剤師に必要な基本的臨床医学知識とは?~循環器領域の介入を中心として~

第28回 日本医療薬学会年会 ワークショップ
 演題:基本的医学知識とシミュレーション教育

第28回 医療薬学会年会 シンポジウム 実践!薬学臨床推論ケースカンファレンス
 演題:肺炎にて入院中に脱水、意識障害を呈した80歳代女性

第61回 日本糖尿病学会年次学術集会
 演題:当院に救急搬送された重症低血糖例の臨床的検討

医療薬学フォーラム第26回クリニカルファーマシーシンポジウム
 演題:VitD3製剤投与により高度の高カルシウム血症をきたした原発性副甲状腺機能亢進症の3例

第23回 大分県薬剤師学術大会
 演題:VitD3製剤投与により高度の高カルシウム血症をきたした原発性副甲状腺機能亢進症の3例
 レボチロキシンの処方支援に関わった甲状腺機能低下症の3例
 心機能評価に基づいたメチルジゴキシン錠適正使用への介入

第79回 九州山口薬学大会
 演題:薬剤溶出性ステント留置後の抗血小板薬2剤併用療法の適正使用に対し、DAPT Scoreが有効であった3例
 心因性多飲症により薬剤性SIADHが顕在化した一例

第178回 日本大学薬学生涯教育講座
 演題:医師ともっと話せるようになるための基本的臨床医学知識(呼吸器編)

平成29年

大分県薬剤師学術大会
 演題:薬剤師臨床教育に向けた静脈・経腸栄養管理への取り組み

第14回 日本総合診療医学会学術総会
 演題:薬剤性肝障害精査中に判明したリウマチ性多発筋痛症の1例

第60回 日本糖尿病学会年次学術集会
 演題:持効型インスリンとGLP1受容体作動薬の併用が血糖値改善と介護負担軽減に寄与した多発性硬化症の1例

大分県病院薬剤師会 基本的医学知識シリーズ3
 演題:薬剤師が知っておきたい生理学(循環器編)

第20回 日本臨床救急医学会総会・学術集会
 演題:ピルジカイニド中毒により、異なる心電図変化を呈した2例

第15日本総合診療医学会 学術集会
 演題:VitD3製剤投与中の高カルシウム血症から原発性副甲状腺機能亢進症の診断に至った高齢者の1例

第27回 日本医療薬学会年会
 シンポジウム 循環器領域における薬剤業務の発展と可能性を考える 
 演題:不整脈疾患における可能性
 シンポジウム 薬剤師が臨床栄養の場で活躍するために~栄養教育の現状と課題~
 演題:薬剤師臨床教育を目的とした静脈・経腸栄養管理への取り組み
 演題:メサラジン顆粒による無顆粒球症が疑われた一症例

第78回 九州山口薬学大会
 演題:慢性腎不全の急性増悪が原因でミラベグロンによる薬剤性QT延長症候群を認めた1例
 入院患者を対象にした吸入指導への取り組み

平成28年

第12回 日本総合診療医学会学術総会
 演題:ピルジカイニド中毒により Brugada 様心電図変化を認めた1例

大分県病院薬剤師会 5月例会 会員発表
 演題:ドネペジル塩酸塩による徐脈性不整脈が疑われた1例

第59回 日本糖尿病学会年次学術集会
 演題:当院に救急搬入された重症低血糖例の臨床的検討

第26回 日本医療薬学会年会
 演題:生理学に着目した薬剤師教育への取り組み

平成27年

大分県病院薬剤師会 第9回症例検討会
 演題:バルプロ酸の剤形変更時に速度論的な視点から薬学的管理を行った誤嚥性肺炎患者の1症例

大分県病院薬剤師会 基本的医学知識シリーズ2
 演題:薬剤師が知っておきたい生理学(呼吸器編)

大分県病院薬剤師会 3月例会会員発表
 演題:診療プロセスを理解した電解質異常への処方提案

第2回 薬剤師に必要な基本的臨床医学知識を研究・実行する会
 演題:薬剤師に必要な基本的臨床医学知識とは?~循環器領域での介入を中心として見えてきたもの~

平成26年

第18回 大分県薬剤師会学術大会
 演題:抗MRSA薬以外のTDM対象薬に対する介入への取り組み
 演題:プレアボイド報告に対する意識向上への取り組み

大分県病院薬剤師会 3月例会会員発表
 演題:QT延長に視点をおいた薬剤師業務

第76回 九州山口薬学大会
 演題:定常状態平均血中濃度の推算値を用いたTDM対象薬の適正使用への取り組み

平成25年

第17回 大分県薬剤師会学術大会
 演題:ワルファリンを用いた抗凝固療法における当院のリスクマネジメント

大分県薬剤師会 1月例会会員発表
 演題:脂質異常症における新規治療薬の捉え方

第36回 日本高血圧学会総会
 演題:院外処方せんを用いた降圧薬の処方状況調査
 -ガイドライン(JHS2099)との対比-

平成24年

第16回 大分県薬剤師会学術大会
 演題:当院における持参薬確認業務の評価と現状

第27回 環境感染学会総会
 演題:薬剤管理指導業務の標準化を目指した確認シートの作成

第17・18回共催 日本摂食・嚥下リハビリテーション学会学術大会
 演題:がん化学療法の工夫で経口摂取を可能とした幽門狭窄胃がんの一例

第74回 九州山口薬学大会
 演題:PT-INR>10を経験した1症例とワルファリンを用いた抗凝固療法における今後のリスクマネジメント

大分県病院薬剤師会

 演題:急性腎不全を合併したPEG造設予定患者における抗凝固剤の変更

平成23年

第13回 大分NST研究会
 演題:全薬剤師がNSTと連動できる薬剤管理指導業務体制の構築

第16回 大分県薬剤師会学術大会
 演題:外来診療における薬物療法の適正評価を目指して

第29回 大分県病院学会
 演題:東日本大震災における薬剤師の支援活動
 演題:薬剤部による経営貢献への取り組み

平成22年

第72回 九州山口薬学大会
 演題:持参薬から見るCKD対策の取り組み

第15回 大分県薬剤師会学術大会
 演題:当院における持参薬確認業務の評価と現状

平成21年

第14回 大分県薬剤師会学術大会
 演題:在庫管理システム「Q1.zig」導入による病院経営の効率化
 演題:薬剤部における抗菌薬適正使用への取り組み(第二報)
 演題:大分県薬剤師会おけるドーピング防止活動

第42回 日本薬剤師会学術大会
 演題:大分国体におけるドーピング防止活動

第2回 大分地域リハビリテーション・ケア研究大会

 演題:医学的リハビリテーションに対する薬剤師の関与

第71回 九州山口薬学大会
 演題:中小病院におけるがん化学療法への取り組み
 演題:薬剤師によるCKD対策
~腎機能低下患者への薬剤適正使用への取り組み~
 演題:カルバペネム系抗菌薬の適正使用への取り組みと評価

平成19年

第12回 大分県薬剤師会学術大会
 演題:薬剤部における抗菌薬適正使用への取り組み

第70回 九州山口薬学大会
 演題:難治性潰瘍に対するクエン酸シルデナフィル含有軟膏の使用経験

平成18年

第11回 大分県薬剤師会学術大会
 演題:当院における簡易懸濁法の導入

第69回 九州山口薬学大会
 演題:オーダリングシステムを利用した医師への情報提供

平成17年

第10回 大分県薬剤師会学術大会
 演題:三愛病院における外来処方オーダリングシステム

第68回 九州山口薬学大会
 演題:当院における外来処方オーダリングシステムと患者情報の共有化

論文・著書等

書籍:
(株)南山堂 薬剤師のための循環器疾患マネジメント
入院・外来・在宅のシームレスな思考スキルを磨く

序章 病態把握シートの使い方
Ⅱ.不整脈
1.基礎編
2.実践編
・Case 6:入院中に薬剤性QT延長からトルサード・ド・ポアントを発症した患者

(株)南江堂 薬学臨床推論 臨床での考え方
 Chapter5 薬学領域における臨床推論の活用
 5-4 循環器領域での活用
 循環器領域の臨床推論
 Case2 徐脈,血圧低下に伴う易疲労感・労作時の呼吸困難の原因は?
 Case3 脱水,電解質異常加療中に突如起こった意識消失の原因は?

(株)じほう モダトレ X線、CT、心電図、エコー、MRI・MRAで薬物治療に強くなる!
 (梶原洋文)

(株)じほう 医師ともっと話せるようになるための 基本的臨床医学知識
 2.腹腔内のしくみを理解する―胆嚢炎の病態から (田中大二郎)
 3.呼吸器のしくみを理解する―COPDを合併した肺炎の病態から(山田雅也)
 4.内分泌のしくみを理解する―甲状腺機能亢進症の病態から(梶原洋文)
 5.膠原病を理解する―不明熱の病態から(山田雅也)
 9.血液のしくみを理解する―播種性血管内凝固症候群の病態から(梶原洋文)

(株)じほう 3ステップで推論する副作用のみかた・考えかた
 Case 9 この「徐脈」はジギタリス製剤によるものですか?(梶原洋文)
論文:
日本救急医学会九州地方会雑誌 第19号
 症例・事例報告:LT4製剤とポリスチレンスルホン酸カルシウムの併用による粘液水腫性昏睡の1例(田中あずさ)

ワルファリンを用いた抗凝固療法における当院の取り組み
-モニタリングシートの活用とプロトコルに基づいたINRの代理オーダ入力-

 山村知紗、中山尚登、山田雅也
 日本病院薬剤師会雑誌 Vol.52. No.9, 2016
雑誌:
(株)南山堂 薬局 The journal of practical pharmacy 74 (10), 1701-1704, 2023-09
特集 めまいを起こす薬・治す薬 原因・症状のおさらい&薬剤性めまいを見逃さない
見落とすまい! 薬剤性めまい―めまいを起こす薬の薬学的フォロー③ 降圧薬

(株)じほう 月刊薬事 The pharmaceuticals monthly 64 (11), 2375-2383, 2022-08
 循薬ドリル 第16回
 その徐脈のリスクは?

(株)じほう 月刊薬事The pharmaceuticals monthly 64 (15), 3285-3297, 2022-11
 循薬ドリル 第19回
 その意識消失の要因は?

(株)南山堂 薬局  The journal of practical pharmacy 73 (11), 2708-2716, 2022-10
 心臓の声を読み解く!薬剤師にも役立つ心電図のはなし

(株)じほう 月刊薬事 The pharmaceuticals monthly 63(11), 2323-2331, 2021-08じほう
 循薬ドリル
 第4回 心不全の病態評価を薬物治療のフォローに活かそう
 ~これまでの知識のおさらい~

(株)じほう 月刊薬事 The pharmaceuticals monthly 63(13), 2668-2672, 2021-10じほう~
 モダトレ2(連載)

(株)南山堂 レシピプラス 2020年夏号 Vol.19 No.3
 違いがわかる不整脈~抗不整脈薬・抗凝固薬を整理する~
 ・ガイドラインもみるみるわかる?転ばぬ先の質疑応答(梶原洋文)

(株)南山堂 薬局 2019年10月号 特集
 「気管支喘息 ―最新の戦略的・継続的マネジメント― 」
 ・吸入剤変更時の患者指導のポイント(梶原洋文)

(株)南山堂 レシピプラス 2019年夏号 Vol.18 No.3
 みてわかる!循環器のキホン
 ~心不全のくすり~ 慢性心不全の薬学管理と生活サポート
 ・病態変動に合わせた薬学管理(梶原洋文)
 ・慢性心不全の薬学管理(梶原洋文)

(株)じほう 調剤と情報 増刊
 “何を見るべき?" “どうするべき?"に自信がもてる! 循環器の薬と薬物療法の鉄則

 抗不整脈薬の基本プロフィール(梶原洋文)
 抗不整脈薬の使いこなしの鉄則(梶原洋文)
 薬物療法の鉄則不整脈への介入 Good or Bad(梶原洋文)

月刊薬事 (株)じほう 「モダトレ」
 梶原洋文 平成28年9月~平成30年9月

エキスパートナース2017 Vol.33 No.5
 「くすり・輸液の投与 なんでこうする?」P46~80(山田雅也)

月刊薬事2017年10月号(Vol.59 No.13)
 「いまさら聞けない地域包括ケアシステム」P87~92(山田雅也)

調剤と情報 2018年10月号(Vol.24 No.14)
 「セルフメディケーションのピットフォール」P92~97(1年間、隔月連載中 全6回予定)(山田雅也)