検査部理念
『正確に・迅速に・丁寧に』
精度の高い臨床検査データの提供に努める。
検査部概要
当院では、国家資格を有す20名の臨床検査技師が業務を行っています。
検査部検査室では主に検体検査・生体検査を実施し、消化器病・内視鏡センターでは内視鏡検査業務、またEUS-FNA実施時における迅速細胞診判定、総合健診センターでは生理機能検査・検体検査業務等を行っています。
更に2018年4月より、大分大学病院との連携により術中迅速病理診断を実施出来る体制を整えることが出来、2022年12月には病理検査室も完成予定となっています。
スタッフは日本臨床検査技師会他、各種専門学会に所属し、信頼度の高い情報を正確かつ迅速に臨床に提供できるよう日々努力しています。
また今後も発展する医療ニーズに対応するため、常に最新技術の導入に取り組んで行こうと考えています。
人員構成
検査部長 佐藤啓司
大分県臨床検査技師会 学術部門委員
大分県臨床細胞学会 常任理事
国際細胞検査士、認定病理検査技師
大分DMAT隊員
- 臨床検査技師
-
正規職員 19名
パート 1名
スタッフ取得資格
- 緊急臨床検査士:1名
- 認定救急検査技師:1名
- 認定心電検査技師:1名
- 認定病理検査技師:1名
- 認定超音波検査士:1名
- 細胞検査士:1名
- 国際細胞検査士:1名
- 二級臨床検査士(病理学・血液):各1名
- 心電図検定2級:1名
- 消化器内視鏡技師:2名
- カプセル内視鏡読影支援技師:1名
- 大分県糖尿病療養指導士:2名
- 有機溶剤作業主任者
- 特定化学物質・及び四アルキル鉛等作業主任者
- 第二種ME技術士
他
精度保証
当検査部は2016年4月に ※1 精度保証施設認証を受けています。
※1:精度保証施設認証:日本臨床検査標準協議会および日本臨床衛生検査技師会を認定機関とし、検査法およびデータが標準化され、かつ精度が十分に保証されていると評価できる施設に対し与えられる認証制度。
院内活動
感染制御委員会(ICT)における週報、アンチバイオグラムの作成・報告ならびにラウンド。栄養サポートチーム(NST)のアラート作成・提供。糖尿病教室としての患者様サロン、輸血療法委員会の開催など院内の各種委員会や活動にも参加し、情報の発信に努めています。
救急、時間外診療の対応
通常業務時間は8時30分から17時30分ですが、夜間も当番技師が常駐し、ERや病棟からの依頼に対しての検査対応を行っています。
また、急患や入院患者さんの急変等に対応出来る様ERスタッフに協力して頂き、検査部全スタッフが救命処置の訓練を受講しています。
主な実施検査・機器
- 生化学検査
- (東芝メディカル:TBA-1500FR、アークレイ:HA-8182、GA-1172、栄研:AIA-360)
- 感染症・腫瘍マーカー
- (ロシュ:Cobas-e411)
- 血液・凝固検査
- (シスメックス:NX-1000、SEKISUI:CP-3000、常光:モニター20)
- 一般検査
- (栄研:US-2200、OCセンサーio、POC one、FUJIFILM:DRI-CHEM ImmunoAG2)
- 血液ガス測定
- (ABL800FLEX)
- 輸血検査
- (カイノス:WADiana Compact. Hymac MC450. ATR 705)
- 遺伝子検査:
- (Abbot:ID NOW、Biomerieux:Fillm array、Beckman:Gene Xpert)
- 病理・細胞診検査
- (病理検査室は2022年12月に完成予定)
- 心電図 6台(フクダ電子:FCP 8700 、FCP-7541)
- 長時間記録心電図 8台(フクダ電子:FM-1600、FM-1300、WR-100、FM-980、FM970)
- 24時間血圧測定 1台(フクダ電子:FM-970)
- イベントレコーダー 2台(SAN-EI:Checkme light)
- 脳波検査 1台(日本光電:EGG-1214)
- 脈波検査 2台(フクダ電子:VS-3000N)
- 肺機能検査 2台(フクダ電子:SP-370HYPER)
- 呼気中一酸化窒素測定 1台(NIOX:NIOX VERO)
- 睡眠時無呼吸症候群検査 1台(PHILIPS:アリスPDX)
- 誘発電位測定 1台(日本光電:MEB-9404)
- 心臓カテーテル検査 ポリグラフ:日本光電―RMC-5000
- エコー検査 PHILIPS:EPIQ Elite、CANON:Aplio i700